米国における足部レントゲンのスタンダード撮影方法
レントゲンの撮影自体は医師や看護師が直接行うことはありませんが、それぞれの病変にどの像が必要かを判断できることは非常に重要です。
米国における足部レントゲンのスタンダード撮影方法
初診時と術後又はその後の悪化時の足部の状態変化を確認するために、同一方向からの撮影により、画像の変化を見比べることが重要となる。
そのために、立位又は座位にて足部に荷重をかけた状態で3方向からの撮影を行う。
3方向からの撮影:
第1~5趾、中足骨等が重ならないように、寝たきりで無い限り立位又は座位で足部に荷重をかけ、同一方向、同一体位での撮影を行うことにより小さな変化を確認でき、全ての骨の変化を見る事が可能となる。
傷の直下がすぐ骨となっていれば、小さい潰瘍でも骨まで到達していることが考えられる。
足部のレントゲン撮影時はルーティンで3方向の撮影を初診時、術後、悪化時に行うべきである。