JCHO仙台病院(気仙沼)キャラバン
2017年9月28日開催
気仙沼でのキャラバンは1月に開催した際に大変ご好評をいただいたのを受け2回目の開催となる今回は、気仙沼市立病院様のご協力をいただき、市立病院の会議室にて行いました。
創傷ケアセンター長の佐々木茂先生による足壊疽の治療と予防についての講演と、フットケアの実演として爪やすりやベンチ削りなどの様子をご覧いただきました。
実際に現場でのフットケアに苦慮されている方も多く、今回の内容を参考に実践していきたいとのお声をいただき、大変有意義な機会となりました。
庄内余目病院(米沢市)キャラバン
2017年7月29日開催
今回の庄内余目病院キャラバンは、山形県米沢市にて開催しました。創傷ケアセンター長の富樫先生からは「足病変の集学的治療」について、糖尿病療養指導士の三浦看護師からは「フットケア実践編~足をどう見ていますか?~」と題して講演をいただきました。
米沢市での開催は久しぶりで、参加者の方にとっては非常に貴重な機会だったようです。
下肢救済・フットケアに力を入れている病院が山形県内にあることがとても心強いとのお声もいただきました。
アセスメントや爪切りなど今後のフットケアにすぐに役立つ内容もあり、次回開催への期待もいただき、とても満足度の高いキャラバンでした!
下北沢病院キャラバン
2017年7月14日開催
今回は、東京西部地区の下肢救済を目的とした新しい医療連携『PoP-net』が主催する初のセミナーとして、『TOWNミーティング』と共催し在宅医療向けフットケアセミナーを開催しました。
下北沢病院院長の菊池守先生は「足の番人プロジェクト」について、西出薫診療部長からは在宅でのフットケアについて、またTOWN訪問診療所の院長 木下幹雄先生にもご登壇いただき、訪問診療における褥瘡ケアとフットケアの新しい取り組みについてご講演いただきました。
在宅医療向けということで特に訪問看護の方々に多くご参加いただき、新たな訪問診療や在宅でのフットケアについて学べる有意義な機会となりました。
下北沢病院キャラバン
2017年6月開催
今回の下北沢病院キャラバンは、透析患者のフットケアをテーマに、2日間にわたって4名の先生方に講演をいただきました。
糖尿病患者、透析患者のリスクとフットケア、足のアセスメント、看護師の視点で行う観察ポイントとケア方法など、参加者にとって大変有意義な内容で、モチベーションの向上にもつながったという嬉しい言葉もいただきました。
定期的な開催を希望される声も多く、今後も引き続きキャラバンを開催してまいります。
図南病院(香南市・安芸郡)キャラバン
2017年5月・6月開催
今回、図南病院キャラバンは「足病変と褥瘡セミナー」と題し、高知県は香南市野市と安芸郡田野町にて開催いたしました。
外科の久 晃生先生からは「褥瘡の治療とケア」について、看護師・フットケア指導士の田内美樹さんからは「足を知って足を守ろう」としてフットケアについて講演をいただきました。
参加された方は、やはり予防が非常に大切だということを改めて確認し、また普段フットケアを行っている方にっとても、正しい爪切りの方法など新しく知ることもあったようです。
この地域での開催は2年ぶりで、またの開催を希望される声もいただきました。
下北沢病院キャラバン
2017年3月開催
下北沢病院による第4期のキャラバンが全て終了いたしました。
今期は調布市・武蔵野市にて開催しました。
参加された方からは、「すぐに患者さんへもお話できる内容で、実際のケアのときに話してみます」など、糖尿病患者様を診ておられる現場で役に立つ内容であり、また日頃の足の観察が重要である点を再確認する良い機会になったようです。
日程や会場はまだ決まっていませんが(2017/3現在)、今後も引き続きキャラバンを行っていきます。
下北沢病院キャラバン
2017年1月・2月開催
下北沢病院による第3期のキャラバンが全て終了いたしました。
今期は品川区・大田区にて開催しました。
参加された方からは、「足の大切さは知りながらも専門的な話は聞いたことがなかったのでとても勉強になった」、「フットケアについて具体的なポイントがわかり、日頃のケアや観察に活かしていきたい」、「参加費を払ってでもまた参加したい」と、大変好評をいただきました。
セミナーは3月も地域を変えて開催いたします。この機会にぜひご参加ください。
洛和会ヘルスケアシステム 洛和会音羽病院キャラバン
2017年2月11日開催
今回の洛和会音羽病院キャラバンは「第1回京都フットケアミーティング」と題し、山科にて行われました。音羽病院心臓内科の加藤拓先生の講演や、北播磨総合医療センターの藤井美樹先生をゲストにお迎えし、特別講演として「下肢救済における骨髄炎治療の重要性」についてお話いただきました。
またパネルディスカッションでは、洛和会創傷ケアセンター長の松原先生を座長に、藤井先生、加藤先生のほか、洛和会京都血管内治療センターの浜中一郎先生も加え、症例検討が行われました。
各講演では参加者の方からの質問もあり、非常に熱心に聞いていらっしゃいました。
大変寒いなかご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
JCHO仙台病院(気仙沼)キャラバン
2017年1月13日開催
今回、JCHO仙台病院キャラバンは、「創傷・フットケアセミナー」と題し、気仙沼市にて開催しました。
JCHO仙台病院における創傷・足病治療の実際について、血管外科・創傷ケアセンター長の佐々木先生の講演と、看護師の千葉さん・佐久間さんによるフットケアの実演を行い、51名の方にご参加いただきました。
多くの方々が今回のセミナー開催を通して、気仙沼地域でもフットケアに対する機運を盛り上げよう、明日からでも実践していこう、という感想をお寄せくださいました。
セミナー終了後の地域の方々と談笑のなかで、今年の秋にもまたセミナーを実施しようと盛り上がりました。
次回の詳細が決まり次第またご案内いたしますので、ぜひ皆さまご参加ください!
下北沢病院キャラバン
2016年11月・12月開催
下北沢病院による第2期のキャラバンが全て終了いたしました。
今期は医師に加えて看護師や栄養士、薬剤師と様々な視点から講演を行いました。
フットケアに関しては、明日から早速実践します!という声も多く、栄養士の先生からのお話では患者様だけでなく、自身に栄養管理にも役立ったとのお言葉もいただきました。
また、今まであまり触れる機会が無かった糖尿病の薬に関しても、参加者の方々にはより一層理解を深めていただいた講演になったと感じております。
2017年も継続して講演会を行ってまいりますので、次回もぜひご参加ください。
庄内余目病院キャラバン
2016年12月10日開催
今回の庄内余目病院キャラバンは、少し足を伸ばして秋田県にて開催。50名を超える参加者の方々にはまず、「秋田と庄内は意外と近い」という認識を持ってもらうため、地図を使用し位置関係を説明しました。
「意外と近い!」という声も多く、他県でも今後の連携が期待できます。また、会場内にはフットケア物品の展示も行い、講演終了後も熱心に物品の説明を受ける方々の姿が印象的でした。質疑応答も活発で、非常に充実した会になり、今後の秋田県でのフットケアも更に充実していくであろうと感じました。
下北沢病院キャラバン
2016年9月・10月開催
下北沢病院による第1期のキャラバンが全て終了いたしました。
日本初の足専門の総合病院として、足の病気やフットケアの方法などについて、院長の菊池守先生をはじめとする様々な診療科の先生方にお話をいただきました。
とても勉強になったなど、好評の声も多く、充実した会になっていることを実感しております。
全4回の講演を通してたくさんの方にご参加いただきましたが、第2期では医師に加えて看護師や栄養士の先生にもお話をいただきますので、次回もぜひご参加ください。
図南病院 (高知市) キャラバン
2016年9月9日開催
今回は「足のSOSを見逃さない!~足病を徹底予防~」と題して、第1部に装具の観点から「糖尿病患者の足を支えるフットウェア」として義肢装具士の関耕二先生よりお話をいただき、第2部ではオペ・セルフケアについて李家中豪先生よりお話をいただきました。
今回もたくさんの方にご参加いただいた図南病院キャラバンは年内は9月の開催を持って終了となります。
2017年も足の大切さを皆様に知っていただくべく、キャラバンを開催して参りますので、次回もぜひご参加ください。
図南病院 (高知市) キャラバン
2016年6月3日開催
今回は庄内余目病院より糖尿病療養指導士の三浦弘子先生を講師に迎え、『こんな足!どうやってケアしますか?~危険な足の見方と手入れの方法~』と題して講演を行いました。予防的なフットケアから、実践でのアドバイスまで幅広い内容に、ご参加いただいた皆様にも大変有意義な
時間となりました。また、図南病院フットケア外来立ち上げから約1年が経過し、症例検討を行いました。創傷ケアセンターと連携し、治癒後もフォローを行っているフットケア外来では爪切り等のサポートをはじめ、セルフケア指導も行っています。今後の課題として、患者様それぞれのセルフケア能力に合わせた治療や指導を行っていくことも重要であるとともに、高知県内のフットケア普及に向けて、患者様への更なるアプローチも必要であるとお話がありました。
「歩く事は生きる事」という言葉のように、いつまでも健康に長生きをする為には、足の健康は欠かせない重要な身体の部位であると、改めて感じた講演会となりました。
今年度の図南病院キャラバンは3回までをシリーズ化して行います。次回のキャラバンもどうぞ宜しくお願いいたします。
洛和会音羽病院(京都市)キャラバン
2016年2月27日開催
今回のキャラバンでは講演のみだけではなく、アンサーパッドを使用して参加していただいた方の意見も伺いながらパネルディスカッションを行いました。テーマを「みんなで症例検討」として、様々な症状に対し、写真を見ながら、どういった治療法を選択するのが良いのか、どんなリスクが考えられるかなど、より深い内容となった講演会に、参加していただいた方からも好評の声をたくさんいただきました。また、今回は丸太町病院の浜中先生にもご協力をいただき、より多くの診療科の観点から症例検討を行う事ができ、大変有意義な時間となりました。今後も京都府内で音羽病院を中心として足治療に対する関心を高めるべく、講演会を続けていきたいと思います。
庄内余目病院(鶴岡市)キャラバン
2016年2月13日開催
2月10日は“フットケアの日”であることをご存知ですか?今回は市民の皆様に足の大切さを知って頂くために、「庄内足とキズを考える会」が第1回市民公開講座を開催しました。
まずはじめに、庄内余目病院創傷ケアセンター長の富樫先生より、症例写真を見ながら足病の恐ろしさについての説明や、庄内地区特有の料理の味付けに潜むリスクをグラフで比較したりと、とても分かりやすい講演で、ご参加いただいた皆様もメモを取りながら聞いていて、自身の生活に役立てようとする姿が非常に印象的でした。
また、「どうしたら日々の生活で足病を予防できるのか」という点から、正しい靴の選び方・正しい歩き方や、毎日足を見て変化が無いかチェックすること、足のお手入れ方法の講演もありました。
これから第2回、第3回と会を重ねていくにつれて、足に対する関心が高まり、庄内地区での「足のキズ」をどんどん減らすことが出来るきっかけとなる講演会になったのではと感じました。
洛和会音羽病院(京都市) キャラバン
2015年9月12日開催
京都テルサにて行われた音羽病院キャラバンには今回も医師・看護師をはじめとした様々な方々にご参加いただき、 「創傷ケアセンターにおけるチーム医療」をメインテーマとして開催。形成外科、皮膚科感染症科、看護部と様々な観点から創傷ケアについての講演が行われました。会場内には企業展示ブースも設置され、講演中にも紹介された機器や被覆材など実際に手に取り説明を受けている姿に、今回の講演内容に関心を持っていただけた事が伺える一面となりました。
また、創傷ケアセンター長の松原邦彦先生からは、洛和会創傷ケアセンターとして行っている院外連携や合同カンファレンス、情報共有についてなどについてお話をいただき、治療法だけではなく、病院全体として治療を行っていくことの必要性について
再認識する機会となりました。
図南病院 (高知市) キャラバン
2015年9月4日開催
今回は120名を越える医師、看護師や介護士の方にご参加を頂き、講演・ワークショップを行いました。
講演では創傷ケアセンターメディカルディレクターの津野憲雄先生より、足病変治療について具体的な症例や治療法を実際の写真を見ながらお話をしていただき、切断の危険性や糖尿病患者の足病変について改めて確認する機会となりました。
また、田内看護師からは糖尿病患者様が抱えている足のトラブルや潰瘍発生のリスクについてお話がありフットケア外来で行っている予防や検査方法についてもお話いただきました。ワークショップではその中から実際にモノフィラメントを使用した知覚検査や3DOでの足底圧測定、バイドップでの血流検査を行い、ご参加いただいた皆様から「実際に方法を知ることができて良かった」「足病変や予防のフットケアに大変興味が湧いた」といったお声をたくさん頂戴しました。たくさんの笑顔が溢れる有意義な講演会になり、今後も足の大切さについてたくさんの方に伝えていきたいと感じた有意義な会となりました。
庄内余目病院 実践型体験セミナー
2015年3月20日開催
今回は実践型体験セミナーとして、庄内余目病院にて開催。まずは座学で除圧と浮腫管理、フットケアについて講演を行った後、院内のリハビリセンターに移動して実際のケアを体験いただくセミナーを行いました。
病院で医師や看護師しかできないケアではなく、手軽に入手できるものを利用して、在宅でも誰でもできるケア方法を紹介し参加者の方に実践していただきました。介護士などコメディカルの方々にとっても各職場ですぐに活用できる内容で、熱心に取り組む様子がみられました。
横浜総合病院(横浜市)キャラバン
2015年3月7日開催
約2年ぶりの横浜総合病院キャラバンは、メインテーマを「足を救う ~一人でも多くの足を救うためにできること~」として横浜市にて開催。まず創傷ケアセンター長である東田先生から、創傷ケアセンター設立の背景と創傷治療の概要説明を含めたイントロダクションで次の3講演につなげていただき、その後、洛和会音羽病院からお招きした感染症科の青島先生が抗生剤の選択・使用方法について講演。そのわかりやすい説明に医師だけでなくコメディカルの方々にも好評をいただきました。続いて整形外科の菊池先生が予防的手術について講演、参加者には初めて知る情報もあり興味深い内容になったようです。また村上看護師によるフットケアについての講演は、他施設でフットケア外来を担当している看護師の方にも大変参考になったとの声がきかれました。医師・看護師だけでなくPTや企業の方にとっても貴重な機会となり、次回の開催を期待する声を多くいただきました。
庄内余目病院 創傷ケアセンター講演会in山形
2015年2月6日開催
今回は、「足壊疽に対する集学的取り組み」をメインテーマとし、山形市にて開催いたしました。
創傷ケアセンター長の富樫医師からは「足壊疽の診断と治療」として、実際の症例をあげて診断のポイントや他職種との連携についての講義を、義肢装具士である山口先生の講義では3DOという機械を使用し、実際に参加者の足や歩行を測定、それを踏まえてそれぞれの足に合ったフットウェアを身につけることの重要性をお話いただき、看護師の三浦先生からは「フットケアの取り組みと実際」として日頃のケア方法や患者様への指導についてもお話いただきました。庄内余目病院が行っている熱心なフットケアへの取り組みを知ることは、参加者の方にとって大変有意義な機会となったようです。
鹿児島徳洲会病院(鹿児島市)キャラバン
2014年12月17日開催
久しぶりの鹿児島キャラバンは、今回も米国から日本滞在中の李家中豪医師が同席し、「創傷ケアセンターにおける下肢慢性創傷治療の戦略」というテーマで開催しました。 心臓血管外科の澤谷先生からは「重症下肢虚血の基礎と臨床」について、米国の足専門医である李家医師からは「下肢慢性創傷治療のエビデンス(アセスメント、治療、検査、予防等)」について、堤看護師からは「創傷ケアセンターにおける看護師の役割」について講演いただきました。参加された方には、やはり日頃から足をよく観察して予防に努めることと、早期受診が大切であることを再確認する機会となりました。
図南病院(須崎市)キャラバン
2014年12月6日開催
今回は須崎市にて開催し、病院や診療所だけでなく、デイサービスや老人保健施設からも参加をいただきました。講演では具体的な症例を提示して難治性創傷治療の取り組みを紹介、また褥瘡治療についてのお話をいただき、早期発見・予防の重要性を改めて確認する機会となりました。ワークショップではエアキャップを使用した除圧方法を紹介。身近で低コストな物品を使った除圧方法は、参加者の方に非常に好評で、自施設で実践してみたいとの声が多くみられました。少し遠方からお越しいただいた参加者からも、「来てよかった、またこのような機会を作ってほしい、是非参加したい」と嬉しい感想をいただき、満足度の高い講演会となりました。
心臓病センター榊原病院(倉敷市)キャラバン
2014年11月29日開催
今回はメインテーマを「下肢慢性創傷治療とケア~ワークショップを通して~」とし、倉敷市にて行いました。創傷ケアセンターで行っている足の観察とケアについて紹介し、ワークショップではフットケアの様子をデモンストレーションしながら具体的に説明。除圧用サンダルやフェルトロールパッドをどのように使用するのかを見ていただき、参加者の方も実物に触れることのできる貴重な機会となりました。所属する医療機関ですでにフットケア外来を行っている参加者には、日頃の復習にもなったようです。また石田先生からの治療例の提示は、参加した医師の先生にとって大変参考になる内容で熱心にメモをとる姿が見られました。
北海道循環器病院(千歳市)キャラバン
2014年11月26日開催
今回は千歳市にて行いました。齋藤先生からは創傷ケアセンターでの症例を提示しながら慢性創傷の治療について具体的に説明をいただき、おふたりの看護師長の講演「看護師が行うフットケア」では、患者さんの話を聞き背景を把握し、足を見て触って観察することで治療方針が変わり、その予後にも大きく影響を与えることを説明。ワークショップでは実際にモノフィラメント等を使用し足の観察を行いました。医師・看護師だけでなく介護士や臨床工学技士の方の参加もあり、貴重な学びの機会となったようで、次回の開催を期待する声も多くいただきました。
庄内余目病院 創傷ケアセンター講演会in新庄
2014年9月5日開催
今回は他職種連携をメインテーマとし、新庄市での開催となりました。
創傷ケアセンター長の富樫先生は創傷ケアセンターでの取り組みを紹介し、理学療法士である阿部先生からは、従来のように創傷が治癒してからリハビリを開始すると患者様の筋力が衰え入院期間も長くなってしまうことを踏まえ、治療中からリハビリを開始することで筋力を維持し入院期間の短縮にもつながり、そのためには医師とリハビリ担当者との連携が重要とのお話をいただきました。また日本フットケアサービスの山口さんからは、義肢装具士の立場から、足をしっかりと観察したうえで患者様に適した靴とインソールを使用してもらうことの必要性をお話いただきました。参加された方には、傷を治して自分の足で歩くということを目指し、様々な職種が連携しチームで取り組むことの大切さについて、あらためて考えていただく良い機会となりました。
洛和会音羽病院(大津市)キャラバン
2014年8月30日開催
今回は京都から少し足を伸ばし、滋賀県は大津市での開催となりました。今回のテーマ「チーム医療で足を救う!」のもと、異なる診療科ながらも協力して創傷ケアに携わる3名の先生方に講演をいただきました。
創傷ケアセンター長であり皮膚科の医師である松原先生は、異なる専門領域を持つメンバー間での議論、施設・スタッフ間での情報共有、頻繁に評価を繰り返す必要など、施設間連携を中心にチーム医療について講演されました。また形成外科医である吉原先生は外科的治療と予防的足外科手術について、感染症科の青島先生は培養の採取方法、抗生物質の使い方などについてお話されました。
参加者には初めて聞く治療法もあり、慢性創傷治療について理解を深める貴重な機会となりました。
図南病院(高知市)キャラバン
2014年8月4日開催
当日は大雨で荒れた天候にも関わらず、84名の方にご参加いただきました。
津野先生の講演では創傷ケアセンター開設から10年の実績と症例を紹介し、今後も地域との連携を深め下肢救済に取り組んでいく姿勢をお話いただきました。また米国の足病外科医である李家中豪の講演では、「あきらめない下肢救済・足病治療」として、救肢率80%以上が可能となるためにはどのような手法やチーム医療が必要かをお話しました。参加者からは、10年間の実績があっても、やはりまずは日々のフットケアを通して予防に努め、早期治療が重要であるということを再認識した、との声をいただきました。新しい治療法や創傷ケアセンターの取り組みをご理解いただき、地域の皆様の足を救うため、医療機関の連携をさらに深めていくきっかけとして有意義な機会となりました。
庄内余目病院 創傷ケアセンター講演会
2014年8月1日開催
今回は、庄内余目病院の院長・創傷ケアセンター長である野末睦先生が、足の診断・治療に関する書籍を発刊されたことを記念し酒田市にて開催されました。野末先生からは創傷ケアセンターを始めたきっかけと実績を紹介、その中で足病変の治療の大切さ・患者の満足度を実感し、本の出版に至った等の披歴をお話いただきました。また、米国の足病外科医でありミレニア最高臨床責任者である李家中豪の講演では、「あきらめない下肢救済・足病治療」として、救肢率80%以上が可能となるためにはどのような手法やチーム医療が必要かをお話しました。
新しい試みとして、スマートフォンなどを利用し参加者がリアルタイムに質問をなげかけ会場で共有・回答できるシステムを導入し、気軽に質問できる雰囲気となり多くのご質問をいただきました。
心臓病センター榊原病院(岡山市)キャラバン
2014年7月10日開催
岡山市での開催は半年ぶり、当日は台風8号が日本に接近し開催が危ぶまれましたが、岡山への影響は少なく、無事に開催でき78名の方々にご参加いただきました。フットケアの基本と実際、在宅で活かせる創傷ケア、そして石田先生からは実際の症例を提示して榊原病院創傷ケアセンターで行っている治療例を紹介。講演を通して、参加者がお勤めの施設でのフットチェックや下肢切断に至った症例について振り返り、今後の治療に活かす貴重な機会になったようです。また、創傷ケアに関わるスタッフの治療にかける熱意から看護の素晴らしさを改めて感じたという大変嬉しい声もいただきました。
庄内余目病院(鶴岡市)キャラバン
2014年5月30日開催
今回は鶴岡市にて開催、合計95名の方に参加していただきました。富樫医師は『創傷ケアセンターが目指すもの~具体例を提示して~』について、また糖尿病療養指導士の三浦看護師は『予防的フットケア~足の見方とケアのポイント~』について講演。介護福祉士や介護支援専門員など介護職の方にもわかりやすい説明で、早期発見、予防的フットケアの重要性や実際の治療の様子を紹介し、現場でのケアや患者様へのアドバイスに活かせる内容が好評をいただきました。今後も創傷ケア講演会へ参加したいか、との質問には100%の方が「参加したい」と回答し、今回の講演会に対する満足度と次回への期待が非常に高い結果となりました。
図南病院(安芸市)キャラバン
2014年5月17日開催
高知県安芸市で開催された図南病院のキャラバンは、褥瘡治療についての講演と除圧についてのワークショップの2部構成で行いました。特に今回は介護職の方の参加も多く、普段はなかなか知ることのできない褥瘡治療について学ぶ貴重な機会であり、また、ワークショップでは身近な物品を利用した除圧方法を紹介、すぐに実行できる褥瘡予防としてご好評いただきました。次回の開催を期待する声もいただき、大変有意義な講演会となりました。
北海道循環器病院(岩見沢)キャラバン
2014年5月16日開催
今回は「下肢慢性創傷治療の実際」というメインテーマのもと岩見沢にて開催しました。
斎藤先生による、具体的な症例提示を通した足病変の治療方法についての講演と、看護師が行うフットケアについてワークショップを実施。参加者の中には、実際に働いている現場で日ごろからフットケアについての悩みをお持ちの方もいらしたようで、具体的なケアの方法について、実践を通して学べる非常によい機会となることができました。お勤めの施設で、今回の知識・体験を活かしていきます、という嬉しい言葉もいただきました。
北海道循環器病院(小樽市)キャラバン
2014年3月18日開催
今回は札幌から少し足をのばし、小樽での開催となりました。
齋藤先生の講演では創傷ケアセンターでの具体的な症例を提示し、糖尿病性足病変・閉塞性動脈硬化症による足病変に対し治療方針の策定方法とその治療方法、また予防的手術について紹介しました。ワークショップ「看護師が行うフットケア」では、足をよく見て触って正しくアセスメントすることの重要性を説明し、実際にフットケアチャートにそって、モノフィラメントを使用したり手で足を触ったりしながら、糖尿病患者の足の観察を実施。すぐに現場で活かせる内容は、参加者に大変ご好評をいただきました。
心臓病センター榊原病院(玉野市)キャラバン
2014年3月13日開催
1月の岡山市に続き、今回は玉野市での開催となりました。実際の症例を提示して創傷ケアセンターでの取り組みや創傷治療の重要性、具体的なケア方法などを紹介。前回と同様Q&A方式は参加者が自分の知識を再確認する良い機会だったようです。また石田先生が提示された、創傷を持つ患者さんを紹介する際の基準については大変ご好評をいただきました。
今回は米国の足病外科医である李家医師による、創傷治療の新スタンダード、チーム医療の重要性など、下肢救済における最新の治療計画についての講演もあり、参加者には2時間という所定時間も短いと感じるほど有意義な機会となったようです。
洛和会音羽病院(京都)キャラバン
2014年3月1日開催
今回は「今日からできる足の血流評価」をテーマに、フットケアアセスメントについての講義とワークショップの2部構成で行いました。高価なABIの機械がなくてもできるため在宅でも活用できるABI検査方法として、血圧計のみで行うABI測定方法を体験、またドップラーを使用して動脈音を確認することを体験し、血流アセスメントの知識を深めました。
あえて30名限定の小規模、ワークショップ形式で行うことにより、参加者ひとりひとりが実際に検査を体験できる良い機会となりました。
庄内余目病院(酒田市)キャラバン
2014年2月28日開催
満席のなか、「皆で連携して、ここ庄内から足切断と褥瘡を無くしましょう!」というメインテーマのもと、創傷ケアセンターの取り組みや傷の見方と予防的ケアについて講演を行いました。
富樫医師からは創傷ケアセンターでの実際の症例を提示され、基礎から治療の実際まで知識を深める内容になりました。また富樫看護師による傷の観察についてポイントをおさえた講演で、参加者の方がすぐに現場で活かせるポイントを得られる良い機会だったようです。
庄内余目病院では医療・看護従事者のための電話相談窓口が設置されることも発表され、大変満足度の高い講演会となりました。
心臓病センター榊原病院(岡山)キャラバン
2014年1月9日開催
今回は「下肢慢性創傷治療の実際」というテーマのもと、岡山市での開催となりました。 症例を提示して治療に適切なものを参加者に選択肢で回答してもらうQ&A形式の発表では、双方向性のある内容が参加者の皆様に大変好評をいただきました。また軟膏と被覆材の種類・特徴を紹介し、患者に対するケアについて愛護的であることが大切と説明されました。創傷ケアセンター長の石田敦久先生からは、具体的な症例を通してデブリードマンの重要性などをお話いただきました。
年始の開催にも関わらず65名のご参加をいただき、最近の創傷治療について確認する良い機会となりました。
音羽キャラバン
2013年11月16日開催
第2回目のキャラバンの開催となりました。
今回は地元である山科区を対象に実践型のキャラバンを開催。内容は血流のアセスメントとしてドップラーを使用し足背・後脛骨動脈の聴取と血圧計を使用したABI値の測定方法・株式会社カネカメディックスのご協力のもとSPPの検査方法を実施。そして、日本フットケアサービス株式会社様のご協力のもとフェルトを使用した除圧方法について実施しました。在宅でも血流のアセスメントに活用できる方法を選択し実践したり、歩行と除圧の必要性について体験をしていただきました。参加者も初めての経験となり必死です。血管の走行に個人差がある為かドップラーの聴取に思いのほか悪戦苦闘している姿がみられました。
音羽キャラバン
2013年6月1日開催
京都市内でおそらく初めてと思われる創傷ケアキャラバン。今回は210名以上の方にお越しいただき、大規模なキャラバンとなりました。創傷ケアの基本のみならず、企業展示コーナーや相談コーナーも設置をした新しいキャラバンとなりました。
鹿児島キャラバン
2013年5月29日開催
「慢性創傷治療の診断と治療戦略」というテーマについてお話いただきました。この日は李家中豪医師の来日ということもあり、「糖尿病性足治療の今」というタイトルで講演を行いました。チーム医療で下肢切断を回避する多角的アプローチやアセスメント、治療の戦略の講義は大変好評でした。
横浜キャラバン
2013年5月17日開催
この日はあいにくの雨にも関わらず、ご予約より20名以上を上回る人数にご参加頂きました。内容としては、予防手術や創傷ケアの早期治療についてお話頂きました。昨今話題になっている最新治療のほか、陰圧吸引療法・多血小板血漿療法(PRP)の紹介、看護師さんからは、「創にあった軟膏被覆材の選び方、再発予防に向けた患者指導」というテーマでお話いただきました。
日本赤十字社医療センターキャラバン
2012年10月2日開催
今回は外側からの創傷治療の観点から、整形外科の先生にご講演頂きました。内容については、症例を挙げての発表となり、歩行可能な切断術や、いかに骨を切らない切断を行うか、といった事例を多く挙げて頂きました。傷のタイプによって、複数種類ある被覆材を使い分けるコツや、効果について知っているようでなかなか知らない被覆材の特徴を解説頂きました。
日本赤十字社医療センター・横浜総合病院合同キャラバン
2012年6月16日開催
今回は2病院合同キャラバンという初めての試みがありました。講義と実践を分けた内容で、質問も多く飛び交いました。特にVAC療法とPRP療法の実践には大変好評でした。雨にも関わらず多くの方にお越し頂き、充実したキャラバンとなりました。
図南病院キャラバン
2012年5月19日開催
図南病院のキャラバンでは、フェルトの使い方を実演。参加者の方々にもフェルトの除圧効果を体験頂き、非常に好評でした。津野先生と看護師さんとの息のあった発表は、普段の実務においても連携が取れているということを実感することが出来ました。
鹿児島徳洲会病院キャラバン
2012年2月23日開催
鹿児島徳洲会病院のキャラバンでは150名を超える人数の方々にご参加頂きました。 参加者の方が体調不良を訴え、先生方が迅速かつ適切な救護にあたり会場から拍手が起こる、なんて事件もありましたが無事終了。キャラバンで初めて発表をした同院看護師の堤さんも緊張した面持ちでしたが、後半はリラックスして望んでいました。
横浜総合病院キャラバン
2012年1月21日開催
横浜総合病院創傷ケアセンターのキャラバン講演会が東京都町田市のプラザ町田で開催されました。雨の日であったにも関わらず、参加登録された83名のうちほとんどの方にご出席頂きました。「下肢切断を回避するための創傷治療の最先端」と「創傷ケアセンターにおける看護師の役割」をテーマに、今回は診療に取り入れているドレッシング材や医療機器等、実際の創傷ケア外来での使い方を体験できるハンズオンセミナーもプログラムに取り込んだことが参加者の皆様に大変好評でした。
北海道循環器病院キャラバン
2011年11月12日開催
今回の講師は創傷ケアセンターの医師、看護部長、ミレニアからは李家先生が勤めました。アンサーパッドを利用した講演により利用者からは「普段の講演よりも理解を深めることができた」「面白くわかりやすかった」と好評を得ました。
鹿児島徳洲会病院キャラバン
2011年11月9日開催
地元からは医療関係者ほか施設職員など55名が参加し、現在治療に当たっている患者さんに対する質問や今後のケアに参考にしていきたいなどの声が寄せられました。
庄内余目病院キャラバン
2011年10月7日開催
今回は講師に、院長、心臓血管外科部長、糖尿病療養指導士の看護師の3名が揃い、創傷、フットケア領域における地域連携が図られました。参加者からは「実際に創傷ケアセンターを見学したい」「最新の知識を得ることができ、非常に勉強になった」などの声が寄せられました。
図南病院キャラバン
2011年10月5日開催
当日はセンター長をはじめ、創傷ケア看護師さんの他、ミレニアからは李家医師も講師を務めました。125名の参加者があり、キャラバンでは初めてアンサーパッドを利用し、来場者が演者からの質問に回答する参加型の講演会が行われました。参加者からは演者の講演のみの会合より楽しく、理解を深められたなど好評を得ることができました。