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うっ帯性皮膚炎|メインビジュアル
うっ帯性皮膚炎
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うっ帯性皮膚炎

足首あたりの皮膚が少し茶色くなって、足がいつもむくんでいるけれども、どうしたらいいかわからないことはありませんか?
こんな症状がずっと続くようなら、うっ帯性皮膚炎かもしれません。

原因:

うっ帯性潰瘍は慢性の皮膚炎で、静脈の高血圧が続き、慢性静脈不全が起きている人にみられます。また、手術をした下肢の静脈が上手く働いていない人にも起こります。
うっ帯性皮膚炎は慢性静脈不全の最初に起こる症状で、静脈性皮膚潰瘍(=静脈うっ帯性潰瘍=うっ帯性潰瘍)などの前段階の症状といえます。
うっ帯性皮膚炎の足
典型的な「シャンパンボトル」型
 
静脈性皮膚潰瘍
うっ帯性皮膚炎が悪化すると
皮膚潰瘍になる可能性がある

症状:

足にむくみが見られ、皮膚は光沢をおび、茶色の色素沈着がみられます。
ひどい炎症がある場合は黄色くて透明な液が部分的に足からしみ出てきているかもしれません。

治療法:

弾性ストッキングをはくというのがひとつです。
弾性ストッキングは圧が30mmHg-40 mmHg(ミリハーゲ)が医療的効果があるといわれています。薬局などで売られている弾性ストッキングは圧が少し弱くhPa(ヘクトパスカル)で圧が示されていることが多いです(1.33hPa=1mmHg)。
しかし、上記のような症状がみられたからといって、必ずしもうっ帯性皮膚炎とは言えず、皮膚がんなど他の疾患である可能性もあります。
自己判断せず、創傷ケアセンターに相談してみましょう。弾性ストッキングをどこで手に入れればいいかなどのアドバイスももらえるはずです。