創傷ケアセンターの利点
貴方の足にこのような傷ができたらどうしますか?
このような経過をたどる可能性があります。
- 皮膚科に行くと、皮膚科の先生にこれは皮膚科の分野というより、どちらかといえば循環器外科の分野なのでその科に行くよう勧められる。
- 違う病院の循環器外科に行ったら、まずは整形外科の先生に診てもらって、それから循環器外科に戻ってくるように言われる。
- 違う病院の整形外科に行ったら、骨に異常はないので循環器外科に戻るよう言われる。
これは極端なケースかもしれませんが、創傷ケアセンターに来れば、このような結果になることを防げる可能性があります。
理由は:
- 創傷ケアセンターでは外科、循環器外科、心臓外科、整形外科、内科、皮膚科、放射線科などの科が連携しています。創傷ケアセンターの医師と看護師が院内の異なる科と連絡をとりあっているので、自分でどの科に行けばよいのか判断しなくてよいのです。
- 違う病院の違う科を巡っている内にどんどん時間が経ってしまいます。創傷ケアセンターに行けばこのような余計な時間を省くことができます。
- 創傷ケアセンターでは治療中、治療後に訪問看護師、装具のための義肢装具士、歩行指導の理学療法士と密に連絡をとりあっているので自分で右往左往する必要はありません。
小さな傷でも自己流の治療は治癒を遅らせることになります。また自己判断で異なった科を転々とする前にまずは地域の創傷ケアセンターに相談してみましょう。