右図のような、やや硬めのビニールの糸でできたモノフィラメントを足に軽くあて、それを感じることができるかをチェックします。
10gの力を感じることができれば、その部分に傷ができるリスクは低いとされています。
この検査は静かに落ち着ける場所で行われます。検査を受ける患者さんは、検査を担当する人がモノフィラメントをあてているところを見てはいけません。
本検査の前には、患者さんの手にモノフィラメントをあてて、これからどのような検査をするのかを見せられます。
検査の担当者はモノフィラメントを患者さんの皮膚に直角に軽くあてます。
そしてモノフィラメントが曲がるように適度な力を加えます。モノフィラメントをあててから離すまでの時間は1~2秒です。
このとき担当者は「1回目」「2回目」などと言い、モノフィラメントをあてたり、あてなかったりして、実際何回目のときにモノフィラメントが皮膚にあたっていたかを患者さんに答えていただきます。
これを足の5箇所くらいで実施します。